「会社登記でよくあるトラブルと解決策:司法書士が解説!」

query_builder 2025/04/16

会社設立を考えている方や、既に法人を運営している方から、「会社登記でこんなトラブルがあった」と相談を受けることが多くあります。
登記手続きは専門的で細かいルールが多いため、思わぬミスやトラブルが発生しやすいのです。
今回は、会社登記でよくある困りごとと、その解決策を司法書士の視点から解説します。


1. 会社登記でよくあるトラブルとは?

会社登記には複雑な手続きが伴い、以下のようなトラブルが頻発します。

(1)登記事項の不備や誤り
  • よくあるケース

    • 定款の記載ミス(商号や目的が法令違反)

    • 役員の氏名・住所が間違っている

    • 資本金額の表記ミス

  • 解決策

    • 司法書士に事前チェックを依頼し、記載内容が法律に適合しているか確認する

    • 訂正申請が必要になった場合、迅速に修正できるサポート体制を整える


(2)定款認証のトラブル
  • よくあるケース

    • 印紙税がかかる紙の定款を提出してしまう

    • 電子定款を利用したが、電子署名が無効だった

    • 定款の目的が不適切で、公証人から認証を拒否される

  • 解決策

    • 電子定款の活用:司法書士に依頼すれば、印紙税(4万円)を節約できる

    • 事前相談:公証役場と確認を取り、内容が問題ないかをチェック


(3)会社設立後の変更登記の不備
  • よくあるケース

    • 本店移転、役員変更、資本金増資などの変更登記を忘れてしまう

    • 変更登記を怠り、罰則や過料を科されるケース

  • 解決策

    • 役員任期の管理:定期的に任期満了をチェックし、更新手続きを怠らない

    • 本店移転時の管轄確認:異なる法務局への申請が必要になることもあるため、事前に確認


(4)資本金払込証明でのミス
  • よくあるケース

    • 会社名義の口座がないため、発起人個人名義で払込を行ってしまう

    • 銀行の払込証明書が不十分で、法務局から補正指示が出る

  • 解決策

    • 払込証明書の形式確認:司法書士が正確な書式を提供

    • 発起人名義の通帳コピー:口座名義と入金額が明確に記載されているかをチェック


2. トラブルを防ぐためには?

会社登記のトラブルを防ぐためには、以下のポイントを意識することが大切です。

  • 司法書士に依頼するメリット

    • 書類作成や確認をプロに任せられるため、ミスが激減

    • 登記後のフォローや修正手続きにも迅速に対応

    • 変更登記の期限管理などもサポートしてくれる

  • 事前準備を徹底する

    • 設立計画段階から必要書類や手続きを確認しておく

    • 電子定款の導入や、発起人間での意思統一を図る


まとめ:会社登記のトラブルを未然に防ぐために

会社登記のミスは、後々大きなトラブルに発展するリスクがあります。
「正確性」と「迅速性」が求められるため、初めから司法書士に相談するのが安心です。
野島和美司法書士事務所では、会社設立から変更登記まで幅広くサポートしております。
会社登記でお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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野島一美司法書士事務所

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電話番号:072-808-0223

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