相続登記の義務化とは?|「何から始めればいいか分からない」方へやさしく解説

query_builder 2026/01/13

2024年4月から「相続登記の義務化」が始まりました。
ニュースなどで耳にして、「何かしないといけないのは分かるけれど、正直よく分からない…」と不安に感じておられる方も多いのではないでしょうか。

相続は、気持ちの整理だけでも大変な出来事です。
その中で、聞き慣れない制度や手続きを理解するのは、決して簡単なことではありません。
この記事では、相続登記の義務化について、できるだけ専門用語を使わず、やさしくご説明します。



■ 相続登記とは何をする手続き?

相続登記とは、亡くなられた方が所有していた不動産について、名義を相続人へ変更する手続きのことです。
たとえば、ご両親が住んでいたご自宅や土地がある場合、その名義が亡くなられた方のままになっているケースは少なくありません。

これまでは、相続登記をしなくても特に罰則はありませんでした。
そのため「そのうちやろう」と後回しにされる方が多かったのが実情です。



■ なぜ相続登記が義務になったの?

相続登記が義務化された背景には、全国的に増えている「空き家問題」があります。
名義が何代も前のままになっている不動産は、管理されず放置されやすく、地域の安全や景観にも影響を及ぼしてきました。

こうした問題を防ぐため、
「相続を知った日から3年以内に相続登記を行うこと」
が法律で定められました。

正当な理由なく登記をしない場合、過料(罰金)の対象となる可能性があります。



■ すでに相続して何年も経っている場合は?

「相続してからかなり時間が経っているのですが…」
このようなご相談も多くいただきます。

結論からお伝えすると、今からでも手続きは可能です。
ただし、時間が経っている分、
• 相続人が増えている
• 必要な戸籍が多くなる
• 連絡が取りづらい親族がいる

など、手続きが複雑になるケースもあります。

だからこそ、「気づいた今」が一番早いタイミングです。
後回しにするほど負担が大きくなってしまいます。



■ 相続登記を放置すると起こりやすいこと

相続登記をしないままでいると、次のような問題が起こりやすくなります。
• 不動産を売却・賃貸できない
• リフォームや解体が進められない
• 次の相続で相続人が増え、話し合いが難しくなる
• 空き家として放置され、近隣トラブルにつながる

「家族のために残した不動産」が、
「家族の負担」になってしまうのは、とてもつらいことです。




■ 司法書士に相談することでできること

相続登記は、必要書類が多く、初めての方には分かりづらい手続きです。

司法書士にご相談いただくことで、
• 相続関係の整理
• 必要書類のご案内・取得サポート
• 遺産分割協議書の作成
• 法務局への登記申請

まで、一つひとつ丁寧にお手伝いできます。

「何から始めればいいか分からない」
その状態で大丈夫です。
お話を伺いながら、状況に合った進め方をご提案いたします。



■ まとめ

相続登記の義務化は、「急いで何かをしなければいけない」というより、
大切な不動産を、安心して次の世代につなぐための制度です。

不安や疑問があるときは、どうか一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
少しずつ、一緒に整理していきましょう。


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野島一美司法書士事務所

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